9月18日から10月9日までの日程で東京都議会第3回定例会が開かれました。
先の補欠選挙でわが会派から4名が当選したため、都議会自民党は議会第2会派となり、議席増加に伴い、本会議での質問時間が大きく増えました。また私も、会派の幹事長代行として臨む初めての定例会になります。準備段階から会派内で活発な議論をすすめて定例会を迎えました。

今定例会では新型コロナウイルス感染症対策のための総額3,436億円の補正予算や東京都コロナ条例の改正などが議論の焦点となりました。

感染拡大防止と、経済活動の回復をいかに両立させるか、大変難しい判断、舵取りが必要になります。都議会自民党は、都民の健康と経済社会活動、両方を守り抜くために、国や市区町村、民間事業者との連携を密にし、具体的な政策で迅速に対応するべきという立場で、一般質問、最終日の討論など、知事に対し政策提言を行いました。

知事の発言にもあった通り、コロナ危機と対峙しながら、都政を前へと進めるためには、国との連携が不可欠です。政府や国会、市区町村との間にしっかりとしたパイプを構築してきた都議会自民党が、率先して山積する課題に取り組んでいかねば、この難局を乗り切っていくことが出来ません。

また都財政の観点からも、コロナ対策で大幅な財政調整基金(家計で言えば「貯金」のようなもの)を大きく取り崩した上に税収の減少が確実という、転落か安定を取り戻すかの分水嶺にいるのが現状です。これまで実行のスピードが重視されてきましたが、それだけでなく効果の検証を行い、優先順位を明確にして合理的に財政出動を行う、「検証、選択、集中」の流れがますます重要になっています。代表質問ではこれまで2000億円を使い4回実施された休業要請および感染拡大防止協力金の効果の測定と検証について山﨑一輝幹事長が、都に質しましたが、十分な回答を得られませんでした。二元代表制の片翼として、政策の効果の検証をする役割を果たしていくことも我々都議会自民党に課せられた重要な役割と感じました。

さて、議会最終日には、わが会派が共同提出した「東京2020大会の開催・成功に関する決議」が議会の賛成多数で可決されました。私も都議会自民党を代表し、決議案に賛成の立場で討論に登壇しました。


▲ 決議案の可否を問う討論に都議会自民党を代表して登壇

「かつて世界がスペイン風邪の流行に見舞われた際に、世界の連帯と復興の象徴となったアントワープ大会のように、世界が一丸となってこの難局を乗り越え、全世界の人々に勇気と希望を与える大会にするため、感染防止対策に万全を期し、延期にかかる費用を最小限にすることで都民・国民から理解と共感を得られるよう東京都議会も全力で取り組む」
これが、決議文の要旨です。

東日本大震災の復興から始まった東京大会ですが、それに加え人類が一丸となって絆を強め、コロナを乗り越えていく象徴の大会として、開催をめざし、成功させようという決議を都議会が表明することは大きな意義があることです。


▲ 「東京2020大会の開催・成功に関する決議」は議会の賛成多数で可決

もちろん、東京都や都議会、組織委員会だけで進められることではなく、都民、国民の皆様、そして世界中の国々の理解と協力が必要です。都議会としても皆様の理解と協力が得られるよう、のこる10か月間、大会準備や感染症対策に全力で取り組んでまいりたいと思います。

決議文の詳細につきましては、こちらをご参照ください。
東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会の開催と成功に関する決議