東京都交通局では、ホームでの乗客の転落、列車との接触などの事故を防止するため、都営地下鉄全線へのホームドア整備を進めていて、これまで、三田線、大江戸線、新宿線と整備を完了してきました。
残る浅草線については、乗り入れ会社が都営線・京浜急行・京成電鉄、他と多く、それぞれドア位置が異なったり、車両を定位置に停車させるための複雑な制御システムを各社の車両に取付ける事の困難さから、整備が遅れていました。
そのため都交通局は新たに、電車としては初めてQRコードを使い簡単に車両に取付できる制御システムを開発しました。何と、ドアにQRコードのステッカーを貼るだけです。ホームに設置されたカメラがそれを読み取ることで、停車位置やホームドアの制御が行えるため、各社とも車両の改造費用が殆どかかりません。
それにより、ようやく浅草線全駅に令和5(2023)年度までにホームドアを整備することが決定し、先ず港区内の4駅(新橋駅、大門駅、三田駅、泉岳寺駅)にホームドアが設置されました。
都営浅草線に乗車される際には、ぜひドアにQRコードがある車両を確認してみてください。
このシステムにより、都営交通以外にもホームドアの設置普及が進むことを期待します。