令和2年5月26日の都市整備委員会にて、質疑を行いました。

○菅野

 今回、今説明をいただきました陳情二件(※)については、いずれも環状第四号線整備の必要性、これについて問うているというようなものであるかと思います。
 そこで、環状四号線というのは、いうまでもなく幹線道路であります。そして、広域的なネットワークを形成するといった性格があり、ご説明にもありましたように、都心に集中する交通を分散するといった効果が見込まれています。
 一方で、高輪であるとか、白金台であるとか、地域レベルのメリット、そういうのを見た場合でも、例えば防災性の向上などの効果が期待できるものと思います。
 そこで、都は、地元への効果をどのように認識しているのか、改めてお伺いしたいと思います。

○朝山市街地整備部長選手村担当部長兼務

 環状第四号線を整備することで、例えば港南地区から品川駅西口にある防災拠点でございますNTT東日本関東病院や高輪病院へのアクセス性が向上することによりまして、緊急車両の速達性の向上が図られます。
 また、生活道路に流入する通過交通の減少、歩行者と自転車の通行空間の分離、火災の延焼を防ぐ延焼遮断帯の形成、広域避難場所へのアクセスの向上など、地域の安全性の向上が図られるというふうに考えてございます。

○菅野委員

 そうですね、実は白金台地域、そして間に高輪があって、港南と。線路を越えた港南地域というのは、近年、人口が急増している中で、そこの中でのいろんな意味で災害のときの人のアクセス、車のアクセス含めて、さまざまな問題が現在ありまして、新たにまた新駅を中心とした開発、新しいまちができていく中で、そうしたインフラの充実というか、整備はやはり地元にとっても急がれています。
 それは安全上の見地からも非常に重要だというふうに考えていると思いますが、改めて今お話を伺って、地元への効果がわかりました。
 そこで、環状四号線の整備効果は非常に大きなものがあり、改めてその必要性を認識したわけですが、今回の最初に出ている高輪地区については、昨年七月に事業認可を取得し、現在、用地買収などに関する地元折衝が進められております。
 一方で、今般のコロナ禍、コロナウイルス感染症への対応として、都の既存事業について、休止などの検討が行われているということも伺いました。
 今後、都は、環状第四号線の事業についてはどのように扱っていくのか、見解を伺っておきたいと思います。

○朝山市街地整備部長選手村担当部長兼務

 環状第四号線高輪区間につきましては、既に事業に着手してございまして、権利者の生活再建の対応などが必要になってまいります。
 これらは都民の生活にかかわるものでございますので、引き続き、実施していく必要があるというふうに考えてございます。

○菅野委員

 先ほどの説明にもありましたが、既に地元の方たち、特に高輪地域については、道路を中心として新しいまちづくりという形で、地域の人たちが代表となって、既にそういう検討会も重ねている中で、さまざまな今後の生活再建、また、新しいまちのあり方みたいな形を検討されております。
 そうした意味で、ぜひこれからもこの事業については、権利者の方々と調整を行っていく中で、そうした問題にもしっかりとかかわっていただき、コロナの影響の中においても、ぜひ停滞することなく、前に進めていただくこと、これを強く要望して、私の質問を終わります。

※朝山市街地整備部長選手村担当部長兼務の説明についてはこちらをご覧ください。